吃音の症状を教えて!
吃音の症状を調べているあなたへ。
吃音症の原因については、いまだ解明されておらず、
明確な治療法がないのが現状です。
吃音症は100人に1人の確立で存在し、いじめや差別、偏見などに
苦しみ、吃音者の自殺率は高い傾向にあると言われています。
吃音症は社会的に深刻な病気です。
吃音症は、突然人前で言葉が出しにくくなり、流暢に話せなくなるのが特徴です。
まわりに人がいないと吃音になりにくくなるため、自然と人との付き合いを避けがちになってしまいます。
吃音症は2歳で発症することが多いとされ、
5歳までの子供のうち、約5%程度は吃音症になるといわれてます。
吃音の症状は3つあり、近年ではさらに専門的な研究が進められています。
吃音の症状
連声型
「こんばんは」という言葉が、
「こ、こ、ここ、こん、こんばん、は」
と、言葉を連続して言ってしまう状態です。
吃音症でなくても、大勢の人の前に立ったときや、面接のときなど、
極度に緊張した状態では、このような話し方になることがあります。
また、話をする前に深呼吸をすると言葉が詰まらずに出てくることがあります。
伸発
「こんばんは」という言葉が、
「こーーーんばんは」
と、最初の言葉を長く引き伸ばしてしまう状態です。
伸発の症状は、連声型のあとに症状があらわれるため、
連声型と伸発が交互に出てきてしまいます。
無声型
「こんばんは」という言葉が、
「こ・・・・・・・・・」
と、次の言葉につながらず、止まってしまう状態です。
言葉が思いつかないというよりも、喉元が苦しく、言葉が詰まってしまいます。
人によっては一定の言葉が出しにくいという場合があり、
主に母音が出しにくいといわれています。
そのため、無声型に悩む人はその言葉を避け、別の言葉に言い換えて話す人がいます。
吃音症は健康保険の適用の対象になっており、病院で治療を受けることができます。
しかし、治療できる病院は限られていて、治療を受けにくくなっています。
また、症状がひどい場合、障害者認定を受けることができます。